memo -a day in my life-

あいかわらずなボクら。

あなたの手を思い出すだろう。

フリーター、家を買う。
4話まで観ました。
その感想というか思ったこと。


ちょっと弟を思い出しちゃった。
私には相葉くんと同い年の弟がいます。
数年前のことだけど。
大学出て、なかなかやりたいこと目指したいものが見つけられなくて
あっちへふらふらこっちへふらふらしてた。
バイトなり派遣なりで仕事に就くのは就くんだけど
怒られただの嫌味言われただの
人間関係がヤだって言ってはすぐ辞めちゃって。

お父さんはやっぱりお父さんみたいだったし(あんなに極端じゃないけど。)
お母さんはやっぱりお母さんみたいだった。病気になる前のね。
親だもん。
厳しく叱りつけたい気持ちも
暖かく見守ってたい気持ちもあるのはわかる。
お姉ちゃんの私はやっぱりお姉ちゃんみたいで。(あんなかっこよくないけどね。)

弟は基本ひとり暮らししてたから(実家にいたこともあったと思うけど)
武家のように言い合いになったりってことはなかったけど
でも顔を合わせれば必ずその話になるわけで。
弟はやっぱり誠治くんみたいな反応をしてた。

結婚して家を出ちゃってたから詳しいことは私には伝わってこなかったけど
幸いうちの弟は何とか仕事が見つかって(派遣だったと思ったけど)
今のところ続いているようです。
どういう風に探したのかわからないけど千葉にいるらしい。

千葉のまーくん元気かい?
もし年末帰ってくるなら餅つきは手伝いに行った方が良いよ。
去年行かなかったから
(っていうか私が「やつは家で寝てる。」って言ったからだが。←酷い姉。)
親戚内でだいぶキミの株が下がっている。上げとけ。
餅つきには若い力が必要だ。

他にもこの年代の友達がいるけど
みんなやっぱり転々としていて。
そういう世代なのかな。とも思うし
世の中の仕組みがそうさせてしまってる部分もあるんだろうな。とも思う。

本当に日常を切り取ったようなドラマ。
だから、どのひとの気持ちもよくわかる。

武家のひとたちはみんな不器用なんだろうな。
誰かに頼りたいのに頼らないで頼れないでいる。
誠治くんとお父さんは親子だなあ。って思います。
似てる。

お父さん、すごく悪者になっちゃってるけど
(実際、私もだいぶムカついたけど)
お父さんはお父さんで一生懸命家族のために頑張ってきたと思うんだ。
お父さんだって思いはお母さんと同じ。
家族みんなが元気でいてくれたらそれでいい。
そのためには仕事だって
自分の役割はお金を稼いでくることだって
大黒柱とは男とはどうあるべきかって背中を見せてきたつもりだったのに
息子は就職できないし
奥さんは病気になっちゃうし。
あげく娘には嫌われちゃって。
そりゃ他人のせいにして逃げたくもなるよね。

誠治くんとお母さんのシーンになると
「ギフト」が思い浮かびます。
曲が流れてくるっていうより
詞が頭の中に浮かんでくる。
そこへきて
「ハンドクリーム、塗ろ?」
うわあん。もう主題歌「ギフト」にしちゃおうよ。
そしたら毎回号泣だよ!
ってくらいに思いながら観ております。

手を繋ぐのっていつまでだろう。
今は無意識に伸びてくる子供の手を
こっちも無意識に繋いでるけど。
でもいつか繋がなくなる。
男のコだったら余計に早いよね。その日がくるのって。

果てない空」大好き。
少し憂いがあってだけどほっこりする嵐さんの曲は大好きです。
カナ姫の「君って」もすごくドラマにあってると思う。

原作読みたくなっちゃったなあ。