memo -a day in my life-

あいかわらずなボクら。

焼売。

TOKIO×嵐プレミアムナイト。
第二夜。太一くん×翔くん。


今夜のメニューは、フカヒレラーメン。

手を合わせて食べはじめるふたり。
スタジオが寒いからちょうどいいねって言う太一くん。翔くんも美味しいって食べてる。

「あのさー、一緒にドラマやったの覚えてる?」
「覚えてますよ。すごいいい思い出ですよ。あれ。」
「あの時にさあ、あのー、よくご飯食べたの覚えてる?ご飯食べに行ったの覚えてる?」
「大阪とかですよね?」
「大阪もそうだしー東京のホテルでロケがあった時に、ちょっと中華食べに行こうっつってー。」
「俺それ覚えてない…。」
ちょっと小声で言う翔くん。
「ええっ?!俺がおごったんだぜー?!」
スタッフさん爆笑。
「覚えてない。それは。」
翔くん首を振る。
「覚えてないのぉ?」
「うん。」
ちょっと気まずい顔でうなずく翔くん。
「あの事件だよ!俺が漢字読めなかった事件!」
「漢字読めなかった事件。ごめんなさい。ちょっと今改めて。」
中華屋さんにランチしに入ってメニュー表からだけでなく、テーブルの上に置いてあるメニューからも一品料理を頼もうとした太一くん。
「俺、漢字がそん時読めなかったの。その漢字が。で、店員さんすいませーんて呼んで。」
「うん。」
「この、あのー“やきうり”って、これ何ですか?って訊いたの。」
だんだん何のことがわかってきた様子の翔くん。
「そしたら店員さんの答える前に櫻井が『太一さん、やめてください。あれ“しゅうまい”って読みます。』って。」
苦笑い翔くん。
「何回か、これ何て言うんだろうね?って俺言ったと思うんだよね。俺、恥かいた恥かいたんだよ。あん時。店員さんがいる前で。俺、何回か言ってた。これ何て読むんだろう?って。なんでそん時“しゅうまい”って教えてくんないの?」
肩を揺らして笑いながら話を聞いてる翔くん。
「俺も言うタイミング、多分探ってたんでしょうね。でもやっぱり店員さんに言わせる訳にはいかない。僕の責任感だと思いますよ。」
「でも店員さん来る前に教えてくれればいいじゃん。も、プフフみたいなかんじだったじゃん店員さん。それで。」
「そっかー。」
腕を組んで座り直す翔くん。
「もうしょうがないから『このやきうりください。』ってもっかい言ったもん俺ー。」
「押し通したんだ。」
「なんとかしなきゃと思ってー。」
「はははは。」
「覚えてるー?これー。」
「それねー、僕、覚えてなかった。だから多分忘れなきゃいけないって思ったんでしょうね。」
「はははははは!先輩のミスを?」
「直ちに忘れろって思ったんだと思いますよ。
だけどそのロンドンでも、そう!太一くんにもお会いしましたしー。」

「や、そうですよ。そんでね、フジテレビのブースに来る訳ですよ。これは大丈夫かな?しゃべっちゃって。いいすよね?もうねー?」
スタッフさんに確認しながら話をする太一くん。
「オリンピック期間中ですね。」
「オリンピック期間中に。そしたらそこには小倉さんがいる訳ですよ。」
下を向いて笑い出す翔くん。
「ね?小倉さんがいてー。で、小倉さんにあいさつに行く。そのついでに俺にあいさつに来る。」
スタッフさんが笑ってる。
「あれ10分くらいいたんじゃないかなあ?」
「10分くらいいた。俺、あんなに小倉さんとしゃべったことないからね。」
「いやーロンドンであんなに小倉さんとしゃべれると思わなかった。興奮しちゃって。」
「でしょう?それで、ちょっと時間ですって言われて、『太一くん、また。』っつってあいさつ終わったでしょう?俺の。」
「そうですねー。はい。」
「これだよ。」
「ごめんなさい。それはホントにごめんなさい。」
「ほら(笑)。でしょう?」
「はい。」
「じゃ、どっちが大事なの?小倉さんと俺。どっちが大事なのか。これちょっとはっきりしよう今日。」
「それは、あれですよ。………………小倉さんですね。」
「…そろそろお時間がきたようです。」
おじきする太一くん。笑う翔くん。
「や。ごちそうさまでした。」
「ごちそうさまでした。」

先輩の話の内容がほぼクレームっていう(笑)。でもそうやって小さなエピソードでも覚えててくれて話してくれるのが優しいなって思った。