memo -a day in my life-

あいかわらずなボクら。

接点。

TOKIO×嵐プレミアムナイト。
第三夜。城島くん×相葉くん。


今夜のメニューは、寒ブリのしゃぶしゃぶ。

「そう言えばさー。」
城島くんは毎年いきなりはじまるね。
「…はい。」
「こんな夜中にしゃぶしゃぶ食べんのはじめてやねんけど。」
「あ。僕もです。」
「じゃ、いただきますか。」
「いただきます。」
手を合わせるふたり。寒ブリがのったお皿をとる城島くん。相葉くんも手伝おうと立ち上がる。
「いやいや。いっちゃっていっちゃって。」
相葉くんに、お鍋にブリを入れるように促す城島くん。
「これいいっすか?GBで。」
ブリをお鍋に入れてく相葉くん。
「GB…?」
「あ、直箸で。」
相葉くんを戸惑いの目で見つめる城島くん。
「そ、そう言うの?」
「あ、はい。今の子は。城島さんのも入れときますね。」
「GBで。」
「GBで。すみません。これ城島さん、もうすぐいけるんじゃないですかね?」

「そう言えばさ。」
設定守る城島くん。
「あっ(笑)。」
寒ブリのしゃぶしゃぶってはじめてやわー。」
「ホントですか?僕、何度か食べたことあるんすけど。」
「やるなあー。今時の子ー。」
「うふふふふ。でもおいしいっすね。」
「ねえ。」
「城島さんて後輩だったら誰とメシ行くんすか?」
「そう言えばさあ。」
「はい。」
「後輩の電話番号、誰も知らなかったなあ。」
「えっ?!マジっすか?」
「先輩は…」
「よく行く?」
「うーん。ま、よくというか東山さん。」
「んー。」
「その番号は知ってるんだけど。」
「嫌なんですか?後輩とご飯行くの。」
「や、単純に接点ないから。」
「じゃもし、僕が後で教えてくださいって言ったらどうします?」
「そう言えばさ。ちょっと火…」
「ちょっとちょっ(笑)なんで?話そらすかなあ。」
って言いつつも火力調節をする相葉くん。
「やっぱりなんかあるんですって。」
「いやいやいや。」
「城島さん、なんかこう、後輩を寄せつけない何かがあるんじゃないですか?」
「いや、そんなことないそんなことない。いや僕ちょっと、そう言えばさー、あの、相葉くんに訊きたいことあったんよ。」
「あ、訊いてください。」
「まあ今まで芸能界入っていろんなジャンルの仕事やってきたと思うんやけど。」
「はい。」
「まだやってないジャンルって何かあるの?」
「ミュージカルやったことないです。」
「あー。ミュージカルないのー。」
「ないです。城島さんは?」
「そう言えば、さー。僕、声優ていうのやったことないんだけど。」
「あー。」
「例えば、寒ブリのしゃぶしゃぶっていうのを声優さんがこう、言うとしたら…」
「あ、いいですねいいですね。ちょっと、じゃ、やりましょ…」
「なんかちょっと教えて!」
「え?」
「教えてよ。」
「オレ…ええ?!(笑)すげぇムチャぶりだなあ。」
「なんかこう、地獄の謎の大魔王が、こう寒ブリのしゃぶしゃぶって…」
「あーわかりましたわかりました。じゃあ目つぶってください。」
目をつぶる城島くん。
寒ブリのしゃぶしゃぶ…あ、違うな。ちょっと待ってください。」
顔を手でおさえる相葉くん。失笑城島リーダー。
「僕の引き出しないやつをちょっと今こじ開けたんで、ちょっと大事故になっちゃったんですけど。」

「そう言えばさ。来年はどんな年にしたい?」
「そうですね。あの、今年はすごくいろんなことやらしてもらったんですよ。で、その、ファンのみなさんの前に立てる機会も多かったので、アラフェスとかワクワク学校とか、ポップコーンツアーていうのもやってましてー。」
「ポップコーンツアーね!」
「はい。ライブなんですけど。なので来年もこういっぱいそういうイベントとかライブができればいいなあとは思ってるんですけど。城島さんどうですか?来年。」
「そうやねー。まあホントに、お互いグループにとって2012年いい年やったから。やっぱ2013年はやっぱり元旦一発目。夜6時から。」
「はい。」
「がんばりたいですよね。」
「そうですね。TOKIO×嵐ね。ぜひ観てほしいですよね。」
「3回目ということで。」
「そうですね。もう恒例になってきましたねぇ。」
「はい。」
「あ、それと最後になんですけど。」
「はい。」
「電話番号教えてくださいね。」
「あ、そう言えばさ。そろそろ…」
「ほらやっぱり。教えたくないのがあるんだ。なんかあるんだ。」
「そろそろお時間のようです。」
「うはは。そうですかわかりました。」
「それではまた明日。」
「はい。おやすみなさい。」
ふたりでお辞儀。

あまり接点のない城島くんとだからか、ちょっと緊張気味で探り探りな相葉くんがかわいかった。城島くんも優しく静かにお話してくれるので、ほんわり静かな空気感でした。