memo -a day in my life-

あいかわらずなボクら。

ひみつのあらしちゃん。

ねえ。そうだよ。今までだって。
はじまりと終わりを繰り返してきた。
胸の痛みはいつも同じ。


ひみつの嵐ちゃん。5年間、お疲れさまでした。
私が実際観てきたのは半分くらいなんだろうな。でもチャイマイとかバカッコイイとかヒューマンビートボックスとか肝だめしとかマリオ王とか。観てない時代のものを必死になって探したりあさったりしたのも嵐ちゃんだったと思う。*1どうにもならない企画もあれば伝説になるような回もあって。両極端を行ったり来たりした番組だったね。
枠がないから思いつくまま(て訳じゃないんだろうけど。そう見えた。)何でもやれた番組でもあって。嵐さんたちのキャラクターを世間に浸透させる番組でもあったように思います。翔さんが実は残念なひとだっていうのも嵐ちゃんで知った気がするもん私。
2人体制になった時も賛否両論あったけど。でも今、他のレギュラーだったり突発的に番組作ったとしても2人だけ選んでやることってできない。嵐さんとゲストさんだけで床にまったり座っておしゃべりするなんてできない。嵐ちゃんだからできたこと嵐ちゃんでしかできないことってあったんだなあって、そういう場所がなくなっちゃうのは残念だなあって思います。

翔くんとにのちゃんとそして相葉くんも単独の番組を持たせてもらえることになったけど。バラ売りだとも5人でいることがなくなるとも思えなくて。ニノさん決まった時にも書いたけど、きっと嵐に還ってくるものがあるって思ってるし、嵐は5人でいることも求められるひとたちだと思ってるから。私、ゴコイチにあんまり固執してないのかなあ。5人でいるのがいちばんなのはそうなんだけど。でも5人じゃなきゃ意味がないとか5人じゃなきゃ成り立たないとかいうのは弱点にしかならない気もするの。
ひとりでも求められて、5人でも求められるなら、最強じゃないかって思うんだよ。


もうすぐあらしちゃん。


スタッフさんが楽屋のドアを開ける。
「お待たせしました。嵐シェアハウスよろしくお願いしまーす。」
「行きましょう。」
「はーい。」
「しやーす。」
「はい。」
「お願いしまあっす。」
「お願いしまーす。」「しまーす。」
にの、潤くん、ふふふって笑いながら翔さん、大野さん、相葉くんの順に出てくる。
「あれ?5人でここ歩くのはじめて?」
「初だねえ。」
「そうだね。あ、さんまさん時ー」
1列目末ズ、2列目やま、その後ろを相葉くんで歩いてく。相葉くんはカメラの方を向いて両手で指差ししてる。
「あれ?はじめてだっけ?」
「歩く?あー、あれ?」
「ふははははっ。」
「ふふふ。あれ?」
翔さんは潤くんの声がちょっと裏返ったことを笑ったのかな?ちなみにはじめて5人で歩いたのはさんまさんの時ではなく、その次の5人だけの時。
「やりますよ。5人ですよ。今日は。」
カメラに話しかける相葉くん。それに気づいて振り返る翔さん。
「あ。すいませんっ。」
「どうしたんですか?」
「いやいや、ちょっとカメラあったんで。カメラと遊んでました。」
「これ、しゃべりかけていいやつなんだ?はじめて知りましたけど。」
「うふふふふっ。」
「相葉さん。これしゃべりかけちゃいけないんだよ?」
振り向いて立ち止まる程の勢いで注意する潤くん。(立ち止まってないけど、おかげで歩くスピードはゆるまった。)
「いやいや最後だからっ。」
「我々これ知らないフリしてやってるやつ。」
「知らないフリだよ。」
「あ、すいません。」
「相葉さんだけいつもなんか知ってるかんじでやる。」
みんなにわいわい責められる相葉くん。
「知らないフリ?あれ?」
「テレビのルール守ってくださいよー。」
「すいませんでした。ちょっといちばん近くにあったからごめんなさい。」
「いやいやいいんじゃないですか?」
「ね?今日は5人だから。」
「ちょっといつもと違ったかんじでね?」
結局、翔さんは相葉くんのしたこと肯定してくれるんだもんなー。何この櫻葉!
わちゃわちゃして並びが前末ズ、後ろASOになる。
いつも曲がる角(ていうか交差点)に差し掛かる。曲がろうとする大野さん。
「あれ?こっちじゃないの?」
「いや今日違うんですって。」
そのまま真っ直ぐ進む。
「あれ?」
「今日違うんですよ。」
「なんか今まで俺らが、知らないフリしてやってた…」
「ふははははは。」「はははははは。」
「設定をすべて壊した。」
「まあまあまあまあ。」
潤くんの肩をたたく相葉くん。(手は映ってないけど、腕の動きがそんなかんじ。)
「ちょっと今日は今日でなんか、特別な。ね?」
「ね。特別な1日ですよ。」
こほって咳払いする大野さん。
「こっち来るの久々だなあ。」
「んー。フレンドパーク以来だな。」
「はははは。そんなんじゃないでしょ。」
「ふっはっはっはっ。」
つきあたりを曲がっていく。
「え?ホント?」
「あ、でもー…。」
「そんなかんじする。」
「うん。…そうだな。ブランチ出るとかそういう時じゃないと、なかなか…。」
「あー…。」
つぶやくように言う翔さんと相葉くん。
「赤坂亭、うまかったなー。」
「んー。」

この日を特別な日って言った嵐さん。アルバムの最後に「the best day」と綴ったスタッフさん。想いは同じ。
本当にありがとうございました。お疲れさまでした。
いつかまたね交点の先で。

*1:宿題くんの次に。だけど。