memo -a day in my life-

あいかわらずなボクら。

ちくたく。

嵐のワクワク学校2013 〜毎日がもっと輝く5つの授業〜
6月30日17:00始業。

4時間目 松本先生のチクタクの授業。


「ここまでで約100分くらいです。短いと思いますか?長かったですか?」
時間を短く感じているなら、それは集中して楽しんでいる証拠。

学校のチャイムの音は50年前は今とは別の音(ジリリリリ…ってベルの音や福引きで鳴らすような鐘の音。)でした。今使われているチャイムの音は、イギリスのビッグベンの鐘の音を参考に50年前に大田区立大森第四中学校の先生が作ったもの。ワクワク学校の始業時のチャイムの音も、この音を使わせてもらっている。
今日はそのチャイムをお借りしてきました。ってチャイムマシン(?)が登場。
鳴らしてくれました。

1分間でどれだけのことができるのか。
「1分間でどこまで走れるのかやってもらいます。」
大野さんがとてもうんざりとした顔をしていらっしゃる。
「ひとりはがんばらなくていいです。」
の言葉に、ぴょこん!て嬉しそうな反応をするにのちゃん。

がんばらないひとを決めるくじ引きの順番を決めるためにじゃんけんする4人。
相葉くん→翔さん→にの→大野さんの順に決まる。
「このじゃんけんでがんばらないひとを決めればよかったんじゃない?」

金色ボールを引いたひとががんばらなくていいひと。
相葉くんハズレ。翔さんハズレ。にのちゃんが金色ボールを引く。
「俺にも引く楽しさを…。」
大野さんは午前中も引けなかったらしい。

ステージを降りてスタートラインにつく4人。
スタート位置はスロープから少し1塁側へ行ったところ。今回トラック的な部分がなくて、芝の上を走りました。
外側から、にの、翔さん、相葉くん、大野さんの順で並びます。
「位置について。よーい、スタート!」
走り出す4人。
「…って言ったら走ってね。」
ひっくり返る4人。古典的。
ひっかかったー!ってぶーぶー言いながらスタートへ戻ります。
「ピストル打ちますから。」
「それ、今までやってました?」
「やってましたよ。」
「そうか。気づかなかった。…これもまた気付きだね。」

またスタートラインに並ぶ4人。相葉くんは靴ひも直してたよ。
「1分間、全力で走ってください。にのはがんばらなくてもいいです。」
「がんばらなく“ても”いいってことは、がんばっ“ても”いいんだよ?」
「さっきカレー食べたから。カレーの限界に挑戦しようかと。」
「リバースだけはやめてね。」

松本先生の合図で走り出す4人。
やっぱり相葉くん速いの。その次が翔さん。途中で相葉くんを追い抜かすんだけどまた追い抜かされてた。相葉くんと翔さんとの距離と同じくらいあけて大野さん。にのは半周くらいのとこで倒れる。

1分間走って、相葉くんは1周と1/4くらい。翔さんがそれより少し短いくらい。大野さんは1周くらい。3人とも芝の上に倒れ込む。
そしてにのちゃんは半周だけ。
「転んじゃいました。カーブあるあるです。」
「そういうことじゃないです。転んだ後、走りませんでしたね?」
松本先生に指摘されると、ぴって気を付けの姿勢で立つにのちゃん。

櫻葉のふたりが立ち上がるも、ずっと倒れてた大野さん。
ステージに戻る姿もへとへとよろよろだったよ。

同じ時間生きてても、がんばった人とがんばらなかった人では差が出る。

机に戻った相葉くんが、誰かから投げてもらった水のペットボトルを受けとるのがカメラに抜かれて会場から歓声。翔さんもにのの机に水を取り出しに行ったりして、水を飲む生徒の挙動に会場が沸く。
「いいかい?みんな。授業中だよ?」
すみません。松本先生。話、全く聞いてませんでした。←

松本先生が10年前に書いた手紙を取り出す。
成人式の時に10年後の自分に宛てて書いた手紙。
代読を名乗り出るにのちゃん。
「そういう恥ずかしいところをいじるのが役目ですから。」

10年後の自分へ。

はじめまして。10年後の潤くん。20歳の松本潤です。
30歳の潤くんは楽しく過ごしていますか?
20歳の僕はいろいろあるけど一生懸命生きています。

ここで自分に質問したいと思います。
芸能界にいますか?まだ5人で、嵐でがんばっていますか?
今の僕は芸能界のトップを目指しています。
アイドルのトップ、日本のトップになりたい。世界にも出たい。
思い通りの自分になっていることを祈っています。これは決意表明です。

身体は健康ですか?
強くない方なので心配だけど、多分大丈夫でしょう。

両親、姉は元気ですか?
20歳になって家族のありがたみがわかってきました。
ケンカしてたらすぐ仲直りして。仲良くしててほしいです。

服は買いすぎてないですか?
少し無駄遣いが多いので変わっていてほしいです。

性格はどうでしょう?
あまり変わってないだろうけど、悪くなってないことを願っています。
あいさつ、感謝の気持ち、礼儀をちゃんとやってますか?
勘違いしてないよね?カッコ悪いからやめてね。
完璧主義だから納得できないこともあるだろうけど、10年前になりたかった人になれたのだから、おめでとう or 残念でした。

もっと歌がうまくなりたい。外国語もしゃべりたい。作詞作曲もできるようになりたい。ピアノも弾けるようになりたい。
めんどくさいこともあるだろうけど、お互いがんばろう。
最近、長生きするのも悪くないと思いはじめました。
周りの人に感謝して、一度しかない人生Enjoyしてね。がんばれ。俺。

2004年1月16日 松本潤

いろいろつっこみどころは満載なのですが。
でも潤くんらしいなあって、潤くん変わってないなあって思ったよ。

もしかしたら解散してたかもしれないし、5人でやってることも10年前は想像してなかった。
ここでこういう手紙を披露することは、恥ずかしさもあるけど嬉しかったりもする。
「結構、叶ってる方じゃない?」
「いろんなことが叶ってると思うし、周りにも感謝しなくてはいけないと思います。」

ここで課題として出ていた10年後の自分への手紙を発表してもらいます。
てことで、席番号で会場からひとり選ばれます。
選ばれたのは大学生のお嬢さん。今はまだ具体的な夢はないけど、ちゃんとした大人になりたい。この春、大学生になれたのは両親のおかげだから、感謝したい。恩返ししたい。という内容のお手紙でした。素晴らしかった。行きの新幹線の中で書いた私のじゃなくて良かったよ。

嵐さん(特に生徒の4人)からしたらその子の席は背中側だったし、お顔だって近くにあったモニターの方が見やすかったと思うんだけど。ちゃんとみんな身体ごとその子の方を向いてお話聞いてるのね。そういうとこが素敵だなって思うんだ。
松本先生は、相葉くんの授業でもあったけど、種をたくさん撒けば何かが花咲くと思うから。いろんなことにチャレンジしてください。ってアドバイスしてたよ。

他のみなさんも、手紙に書いた目標や夢を達成できるように今日からがんばってください。それが宿題です。毎日を大切にしてね。

メンバーにも10年後の自分に向けてメッセージを送ってもらいます。
名前を呼ばれて頭の上で手をぴこん!てする*1翔さん。
「激ムズいね!」
「マジか?マジだ!」
ぶつぶつうろうろする翔さん。
「行ってみる?行ってみてわかることがあるよね。」
翔さんて覚悟決めるまで時間かかるよね。

松本先生がカメラを持ち、その前に翔さんが立ちます。
「やっほー。」
右手をあげる翔さん。
「2023年の俺。こんにちは、2013年の俺です。
2013年6月30日、東京ドーム。こんなにもたくさんの人たちが5人のために集まってくれています。」

客席をぐるっと映す潤くん。
「願わくば10年後も同じようであってほしい、5人でステージに立てていたらと思います。

私、10年後は何がなんだかぱるぷんてでございます。
11歳、サッカー選手を目指していた少年が、21歳で生田スタジオで保育士のドラマの撮影をしておりました。31歳、長野で神様のカルテの撮影をしていました。そして10年後41歳…何がなんだかぱるぷんてでございます。
でも私には夢があります。
全員で還暦を迎えた時には赤いスケスケのちゃんちゃんこを着ることです!
そのためには41歳でスケる訳にはいきません。41歳はヒヨッコです。
どうですか?隣にはこの4人がいますか?」

後ろで手を振る3人。潤くんはワイプで映ってる。
「肩はあがってますか?腰は曲がってないですか?
ステージの上で歌い踊っていることを願っています。

…だんだん気づきはじめました。
俺、ひとりでしゃべりすぎだな。
2023年、またこの東京ドームでこの映像を見られることを願っています。
前を向き、上を向き、あぐらをかかず、突き進んでいてください。
バーイ。」

最後は力強く言ってた。翔さん。
きっと10年経っても翔さんの芯はぶれないんじゃないかなって思ってる。

「10年後というより、還暦ってだいぶ先のことになりましたね。」
「みなさんにもスケていただきます。連帯責任です。」


流れている時間は永遠。でも一人ひとりの時間は有限。
縄文時代、人間の平均寿命は14〜16歳だった。それが医療の発達によって、今は日本人は男性79歳、女性86歳にまでなった。誰しも必ず最期の時がくる。
現在は英語でPresent。現在は過去からの贈り物。
今を大事に生きるのは未来の自分へのプレゼント。
「今という時間を思いっきり楽しんで過ごしてくれたらと思います。」

松本先生のお話を聞きながら、日野原先生の絵本のこと思い出してたよ。

松本先生がこの授業で伝えたかったこと。
「時間は二度と戻らない大切な財産 潤」

*1:クイズでわかった時にボタン押すと帽子の上がぴこんて上がるやつみたいなかんじ。