memo -a day in my life-

あいかわらずなボクら。

がっしゅくにっき2。

2014年6月28日 東京ドーム 17:00始業。
嵐のワクワク学校2014 〜友情がもっと深まるドーム合宿〜


櫻井先生の授業。
「こんにちは。元気ですか?」
会場に呼びかける櫻井先生。
友達を作るきっかけになるのがあいさつ。
「こんにちは」は、今日(こんにち)はご機嫌いかがですか?が省略されたもの。相手への気遣いが含まれているのが日本のあいさつ。

世界にはいろいろなあいさつがある。
・フランス 「ビス」 頬を合わせて、口でチュッと音を出す。
ニュージーランド 「ホンギ」 お互いの鼻をこすりあわせる。
・モンゴル 「ウンセフ」 抱き合って相手のにおいを嗅ぐ。
・ケニア キクユ族のあいさつ。相手の手に唾をかける。これは魔除けの意味がある。

「文化がないから、ケニアとかびっくりしちゃうね。」
「あれは拭いちゃダメ?」
「自分の手にこすりつけるんです。魔除けだからね。」
「乾燥するまで待つの?」

世界のあいさつをやってみよう。
櫻井先生が箱の中からメンバーカラーのボールを選んでメンバー決め。
今回は潤くんと大野さん。
「よし。智、やろうぜ!」

「先生!ケニアが見たいです!」
にのあいがケニアコールはじめる。→会場も一緒にケニアコール。
「ケニアの期待値上がっちゃうと他がつまんなくなっちゃうから!」
ルーレットを回す。
見事?ケニアに止まる。
櫻井先生とにのあい握手。潤くん、がっくり膝をつく。
「絶対おかしいって。」
不正を疑う潤。
「不正はない!」

友達とも恋人とも自然にやることだからって言う櫻井先生。
「拭いちゃダメなの?」
「今の瞬間だけ。後は自由にしていいから。」
久しぶりーって歩み寄るふたり。握手してそのまま大野さんが潤くんの手に唾をかける。次に潤くん。ふたりともこすりつけてから、手の甲をこちらに向けてひらひらさせる。乾かしてるよってことなのかな。
「異文化に触れたかんじ。」
「非常にケニアに行けそうです。」

初対面の人と友達になれるのか心理学のテクニックを使って実験。
櫻井先生が釣りバカ翔太郎に変装(帽子を深くかぶって黒縁メガネしてる。)して埼玉の釣りどころへ行き、ヘラブナ釣りをしている人たちに声を掛けます。
ワク学の翔さんは変装好きだね。

釣り堀にいるのは釣り名人ばかり。
「隣、よろしいですか?」
「長い竿使ってるから、向こうに行って。」
うまくいかずヘコむ翔太郎。釣りに真剣だからか、意外と冷たい対応のおじさんたち。
次は白いTシャツを着ているおじさんに声を掛けます。
「すみません。隣、よろしいですか?」
「どうぞ。」
許可もらえてほっとする翔太郎さん。
「大きいですか?」
「いくつくらいですか?」

何回か話しかけるも返事なし…。釣っている間は浮きに集中しているから、エサをつけている間に話しかけようとします。
「これ大きそう。これ大きいんじゃないですか?」
おじさんの準備が早くて、なかなかチャンスをつかめない翔太郎さん。
「また掛かってるじゃないですか。」
「……。」

ここで心理学的テクニック。
まずは第1段階、クローズドクエスチョン。「はい」「いいえ」で答えられる質問をする。相手も簡単に答えられ、満足感を得ることができる。
「いい天気ですね。」
「そうだね。」
「よく来られるんですか?」
「結構来てるね。」
「平日でも人いっぱいですね。」
「土日は早く来ないと入れないよ。」
「釣り、永いんですか?」
「前は鯉をやってたんだよ。もう20年くらいやってる。」

第2段階として、自己紹介。この時に苦手なことや失敗談を話すようにする。相手はそんなことまで話してくれたんだと距離が縮まる。これをゲインロス効果というそう。
「僕、翔太郎っていうんですけど。ヘラブナは数えるくらいしかやったことなくて、全然釣れないんです。」
翔太郎さんは釣り初心者の設定です。
おじさんのお名前は伊藤さん。
「伊藤さん、エサはどういうのを使われてるんですか?」
「何でもいいけど、固さがあるから。」
固いと食わない。このくらいのがいい。って自分のエサを分けてくれる。
「竿、カッコいいですね。」
「ふふ。」

だいぶ打ち解けてきたところで第3段階。共通点探し。共通点が増えると好意も増える。
伊藤さんに他の趣味も訊いてみます。
「他にはないね。」
ばっさりー。
「お酒は?」
「めったに飲まないねえ。」
なかなか引っかかるものがない伊藤さん。
「伊藤さん、ここら辺なんですか?」
「新宿から。」
「僕も東京なんです。」
やっと見つけた共通点「東京」。
「四谷なんですよ。」←翔太郎は四谷在住設定。
「四谷にある釣り堀なら子供の頃から行ってるよ。」
「昔からあるんですか?」
「よく釣れるよ。」
「でも東京だったんですね。意外にも近くてびっくりしちゃいました。共通点というか…。」
わざわざ「共通点」て言葉を入れちゃう翔さんが翔さんらしいなーって思ったの。
「もしよかったら、今度、道具屋さん連れてってくださいよ。」
竿とかを一緒に選んでほしいってお願いする翔太郎さん。大きく踏み込んだね。
この後いつまでいるのかを訊き、伊藤さんが帰る頃にまた来るから。と一緒にお店に行く約束を取りつける。
「帰り、同じ方向だから…。」
「…かまわないよ。」
「じゃあ後ほど。」
最後は握手して。
この間30分程。一緒にVサインで写真を撮っちゃう程に仲良くなりました。

伊藤さんには後でネタばらししたそうです。翔さんはお仕事があって一緒には行けなかったそうですが、伊藤さんが翔さんに似合う竿を買ってきてくれました。
「大野さん、どうですか?」
「翔くん、これ行かないと。」
伊藤さんが買ってきてくれた竿を眺めながら言う大野さん。
「大野さんもやりたかったら言って。伊藤ちゃんに言っとくんで。」

会場のみんなも隣の人と友達になろう。
心理学的テクニックを使ってお隣さんに質問してみる。
「ワクワク学校ははじめて来たの?」とか、名前、苦手なこと。共通点として「嵐のどんなところが好き?」とか。
「これを自分で言っちゃうのはどうかと思いますけど。みなさん、嵐が好きという前提で進めております。」
私、両脇は子供たちだったので、隣といったら我が子だった訳ですけれども。通路際だったので、ユメのお隣さんは通路の向こう側で。サキのお隣さんは小学生くらいの男の子だったのだけれども。こっちも人見知りだし、向こうも恥ずかしいのか男の子女の子の壁なのか、結局会話ができず。残念。でもあの空間にいるって時点でなんにしても嵐が好きって共通点があるのはわかってるから、すでに第3段階は突破です。

六次の隔たり(ろくじのへだたり)」という言葉がある。友達を6人介せば世界と繋がる。友達の友達の友達…と知り合っていくと世界が広がる。
友達を作る時、怖そうとか性格が合わなそうとか勝手に決めつけてはダメ。思い切って話し掛けて友達になってみよう。
自分の友達が他の友達と仲良くしているとイライラしていませんか?友達を取られた気がするからと、さみしい、悔しいと囲うものではありません。友達とはもっと輪を広げるもの。年齢、性別、国境を越えて友達を。

「話しかけないかぎり、つながらない。 翔」