memo -a day in my life-

あいかわらずなボクら。

もしもし。

嵐のワクワク学校〜毎日がもっと輝く5つの授業〜
6月24日5時限目。

大野先生のモシモシの授業。


「このイベント用に携帯を用意しました。」
おもむろに青い携帯電話を取り出す大野先生。
「今からこの会場の中のひとりとお話をします。」
あらかじめ抽選で選んだ席のお客さんとお話をすると言うのです。
え?え?どういうこと?
会場が騒然とする中電話をかけはじめる大野先生。
するとスタッフさんが3塁側の客席の通路を駆け抜けて行くのが見えました。
声をかけられたお嬢さんにもうひとつ携帯が手渡されます。
最初「どこですか〜?」って探してた大野先生。
ラッキーガールにもスポットライトが集まります。
「あなた。当たりましたー!」
なんてサプライズ。会場から歓声と拍手。
「国立のタオルしてくれてる。」
すぐに気づいてくれる潤くん。

「お名前は?」「どこから来ました?」
次々に繰り出される大野先生からの質問に詰まりながら震える声で答えるラッキーガール。
「嵐の中でいちばん好きなのは?」
「…お、大野くん。です…。」
少し照れてる大野先生。
「二宮くんは何番目ですか?って訊いて。」
「二宮くんは何番目ですか?」
「えっと……。」
驚きと緊張で答えられなくなってます。
「何か訊きたいことありますか?」
訊いちゃえ。訊いちゃえ〜。って煽る生徒たち。
「あ。頭が真っ白で…。」
そうだよねぇ。大野さんファンだもん。尚更だよね。
「その携帯はプレゼントします。」
白い携帯に校章のステッカー。
待ち受け画面も校章になってるオリジナル仕様の携帯だそうです。

教室に戻りながらどやどや言う生徒たち。
「やっぱりスターなんだな。俺らが話すにはたかが大野智なのにな。」

「もしもし」を使うようになったのは明治時代から。
なぜか「明治」と言った時に腕を胸の前で水平に構える大野先生。
(胸の高さでアイーンみたいなかんじ。)
「はい。みんなで一緒に。」「明治!」
会場も一緒に腕を振る。なんだこれ。
「申し上げます。申し上げます。」が「申し申し」で「もしもし」。
この変換がうまくいかず
「ヘタクソだなっ。」
ってにのにつっこまれる。

コミュニケーションをとるって楽しい。それを体感してみよう。
「隣のひとと握手してみてください。」
みんなお隣さんと握手します。
「今度は手を繋いで。僕の合図で手を上げます。」
会場中が繋がります。圧巻。
いつもは5人だけで「オレらの名前は〜?」「あらしー!」ってやるけど
客席がこんな風に繋がってるのは見たことがない。
って嵐さんたちも感動したようです。

ただ大野先生。
上げる合図はしても下げる合図をしてくれなくて。
みんな下ろすに下ろせず。上げっぱなし。
にのちゃんが「下ろさせてあげて。」って言ってくれるまで上げてました。

突然「大野光線」が出せるとか言い出す大野先生。
みんな知ってるでしょ。ってテイです。
15年つきあってきてはじめて聞いた。とざわざわする生徒たち。
浴びると気持ち良くなって自然と手が上がるらしい。

生徒4人を横に並ばせて大野光線を出す準備をする大野先生。
生徒たちはこそこそ。
腕をクロスさせ耳の下辺りをもぞもぞした手を前に突き出します。顔は変顔。
ピカ一っと金色に光る大野光線発射!
生徒たちには何の反応もありません。
それでも光線を出し続ける大野先生。やっぱり反応がない生徒たち。
どうしようもなくなった大野先生の手が上がりそのまま教壇の裏に沈んでいきます。
どうやら失敗。

もう1度はじめからやり直します。
また腕をクロスさせて…。
光線発射!
「わあああああー。」(棒読み。)
今度は4人の手が上がりくるくるぴょこぴょこ踊り出す生徒も。

「これをみんなとやりたい。」
「えぇぇぇぇ?!」
会場ちょっと引き気味。
オレらはどうしてたらいいの?って言う生徒たちに
後ろにこう立ってて。って半身で立っているように指示します。

客席に向かって大野光線発射。
この時の顔が3回目でもブレてなくて。さすが大野さん。
浴びたひとから次々に手が上がっていきます。
見事一周。
「これがね。やりたかったの。」
ウェーブですよね?って生徒たちにつっこまれる大野先生。
でも光線浴びた後、誰も手を下げなくて上げっぱなしだったたから
ウェーブっていうより手を上げたひとが増えてくみたいなかんじだったと思うんだけど
大ちゃんが想像してたものになってたのかな。

心を通じあわせるためには面と向かって思ったことを言うことが必要。
身近なひとにありがとうって言えてますか?
嵐のメンバーに身近なひとへありがとうを言ってもらいます。

ということで潤くんに対してありがとうを言うことになった嵐さん。
登場してきた時の花道に台が置かれてそこに潤くんが立ちます。
「これは思ったより気まずい空気だぞ。」
他のメンバーはステージのホームベース側に立って
向かい合って感謝の言葉を述べます。
大野先生から「ふざけないで。真面目に。」って指示されます。

まずは翔くんから。
「ガチで?」
「ふざけないで?」
「俺が空気作るのか。」

ぶつぶつうろうろする翔くん。
スクリーンは2分割されて潤くんと翔くんが並んで映ります。
潤くんの方はすごく嬉しそう。
でもそれを出さないようにってダダ漏れだけどねみたいな笑顔がもう!
翔さんは緊張と照れを悟られまいと冷静を装ってるけどもうサトリサトラレ。みたいな。
ホント翔潤スキーさんたちの心中やいかにっ?!と思いました。
大野先生に指名された翔さん
「俺からぁっ?!」
って今日イチ声がデカかったもん。

松潤に感謝したいことは初主演した『よい子の味方』の時。冬クールってこともあって寒い時期で。ちょうど誕生日を迎えるタイミングで、他の3人にも貰ったけど、松潤は耳当てとか手袋とか寒さ対策グッズをプレゼントしてくれました。試験も重なったりして大変だったけどその暖かさに身も心も救われました。ありがとう。」

言い終わるとくるっと向きを変えてスタスタと戻ってくる翔くん。

次ににの。
「えっ。相葉氏じゃないの?」
一瞬ぐって表情を引き締めるんだけどすぐ「へへっ。」って照れ笑いしたりして。

「潤くん。何故僕が『潤くん』て呼ぶのかというと。潤くんは1ヶ月先に事務所に入ってて。もう15年くらい一緒にいるんだけど僕は1度も下から…?あ。上から。上から見下げたことがありません。ずっと尊敬しています。あなたが持ってる特性、コンサートやこのイベントでも率先して構成とかを引き受けてくれる潤くんを尊敬して感謝しています。」

翔くんと同じようにくるっとまわれ右すると駆け足ポーズで戻ってくるにの。

相葉くん。
松本潤くん。僕が感謝しているところは『コンサート本番事件』です。僕は衣装間違いが酷くて。脱がなきゃいけないところで着てたり脱いじゃいけないところで着てたり(←「それはあってます。」そういう僕をお客さんと同じ目線で気にして見てくれている。コンサート中よく目が合うなあ。僕のこと好きなのかなあ?とか思ったりしたけど。これからも僕の衣装事情をよろしくね☆」

普通に戻ってくる相葉くん。

最後に大野さん。
松潤。5年くらい前の舞台の時ノドを壊した僕に、嵐の番組収録もあったりしたのに、そのことは何も言ってないのに家から薬を持ってきてくれました。そのお陰で無事千秋楽を迎えることができました。今でも本当に感謝しています。ありがとう。」

こういうことをするって生徒の4人は知ってたのかな?
それともこれも大野さんのサプライズ?
潤くんは本当に少し先のことまで考えたさりげない優しさを持ってるひとなんだな。
って改めて思いました。


翔くんと潤くんはきっとお互いのことを良く見てて。お互いに直接言ったりはしないのかもしれないけど。した本人は忘れてしまっているような優しさや思いやりをしてもらった方はどんなに昔のどんなに小さなことでも忘れないでいてその積み重ねが信頼や絆を強くしてるんだろうな。って思ったし。
にのは最近「J」って呼ぶのがお気に入りみたいだけどそれだってそうなんだけど「松潤」じゃなくて「潤くん」て呼ぶのにはやっぱりにのなりの想いがあるんだなって本当に良く伝わってくる。潤くんを「潤くん」て呼んで良いのはにのだけなのかもしれないとまで思ったりするけどでも私も潤くんは「潤くん」だと思うから潤くんて呼ばせてもらうわ。ってそんな宣言はどうでもよくて松本潤というひとを「潤くん」て呼ぶにのが私は好きなんだなって思う。
やまっこに比べたら少し頼りないかもしれないお兄ちゃん相葉さんをだけどすごく信頼してる潤くん。言動の端々にいつもそういうのが感じられてそういうふたりの関係がすごく好き。
メンバーのことをいつも気にして見てる潤くんをさらに外から見てるんだろうな大野さんは。コンサート隊長の潤くんと嵐のリーダー大野さん。甘えたり甘えられたりお互いの労をねぎらってるのかも。って思ってみたり。


潤くんをそのままにして授業を続けようとする大野先生。
「先生。松本くんを戻してあげて。」
廊下に立たされたコみたいになっちゃった潤くん。
松潤。どうだった?」
「なんかね。時間が経ったなあって。あの時かーって思い出したり。
これからも楽しく5人でやってこうよ。」


いろんなツールが発達しても人と人が繋がるのは言葉。
新しく出会う人が1日2人いたとしても
一生に出会うのはこの会場にいるのと同じ4万5000人程。
そのうち名前を覚えるのは3000人。
名前と顔が一致するのは500人。
友達になるのは30人。
そして親友と呼べるのは嵐と同じ5人だけ。
繋がることは奇跡的なこと。
伝えたい相手に伝えたいことが伝えられてますか?

やっぱり大野さんてすごいなあって。
うん。「すごい」のひと言です。

大野先生のモシモシの授業。まとめの言葉。
「大切な人にありがとうをたくさん伝えよう  智」