memo -a day in my life-

あいかわらずなボクら。

ご報告。

朝、検診に行く。
そのまま入院。
そして出産。

というわけで、7月24日、無事2人目を出産いたしました。
私としても想定外の出産となってしまったので
家族には、より一層突然であったことでしょう。


別に異常があったわけではないのです。
予定日は過ぎてたけどね。
でもまだ2日だし。
ユメさんの時はもっともっと遅れたし。

お腹の張りは予定日ごろから強くはなってたんだけど
なかなか痛みまでこなかったんだよね。
やっぱり微弱なのかなあ。
またユメさんの時と同じパターンかしら。
と思っていたのです。

予定日過ぎると、1日おきくらいで検診に行くようになるので
当日も、検診を受けてお昼には帰る予定でした。
お昼ごはんはユメさんとスパゲティの残りを食べようっと。
とか思ってました。
待合室で座って順番を待ってたんだけど
座り方が悪かったのか、ちょこっと腰が痛くなったので
「あいたたた…。」なんてかんじで腰をトントンしてたら
受付のお姉さんが超心配顔で「大丈夫?!」って。
看護婦さんも「もしかして?!」ってなかんじで飛んできた。
「お腹張ってきた?」
「んー。少しだけ。」
「もう予定日すぎてるしねっ。先に先生にみてもらいましょっ。」
いやあの、腰が痛かっただけなんですけど。別に陣痛のかんじじゃないんですけど。
って言いたかったけど。そんな雰囲気でもなく。
内診して、お腹の張りの具合をはかる機械で張り具合も診てもらったら
「ここで帰って陣痛がはじまっても同じことだから、これからお産にしちゃいましょう。」
って、先生が。


えええええーーーーっ?!


だって、荷物も何にも持ってきてないんですけど。
っていうか、検診に来ただけだもん。
うちでお義父さんとユメさんが待ってるんですけど。
お昼には帰ってくるつもりで待ってるんですけど。
どうしたら?どうしたら??どうしたらいいのーー???

なんて思っているうちに
看護婦さんが入院のための問診にやってきてしまい。
服の着替えもおわってしまい。
そこでやっと「おうちには連絡した?」って。

まだなんですけど。

「ホントはダメだけど(病院内だからね)内緒で携帯使って連絡しちゃいなさい。」
って看護婦さんに言われて、はじめてうちに電話。
が、留守電。

何故。

犬の散歩にでも行ったのかなあ。
(お義父さんは近所に用事があってでかけてて、ユメがひとりで留守番してたそうな。)
仕方がないので、お義母さんの会社に電話。
入院になったことを説明して荷物を持ってきてもらいました。

ユメさんも
突然ママが病院へ行ったまま帰ってこれなくなった。
という状況に戸惑った様子でしたが
その後、旦那と一緒に来た時は
「ここだよ。」なんて陣痛室を教えてたりして。
でも、やっぱりいつもと様子が違うママに近寄りがたかったようです。

看護婦さんが最初「あと1時間くらいで産まれるよ。」なんて言ってくれたので
よっしゃ。1時間か。それなら頑張れる。
と思っていたのですが
なかなか子宮口が開かず。
しかも、一度開いたのにまた小さくなってみたりして。
赤ちゃんも出てくる意志がないらしく。
私としては、もう出したくてしょうがないのに
なかなかいきみがこなくて
まだこの痛みが続くのか?もう嫌ーー。と思ったのですが
ユメさんの時に
「先生が『産もうという気持ちがないと産まれてこない。』と言ってたよ。」って
母が言ってたのを思い出し
嫌って思ったらいかんのだ!産むのだー!出てきてーー!!
と必死で思ってました。

いきみはまだ来てなかったのですが、子宮口が開いてきたので分娩室へ。
この分娩台がまた乗りにくいんだよなー。なんて思いつつ。
看護婦さんはもっと足開いて!なんて言うんだけど
もうこれ以上は足動かないよ。私、体硬いのかしら。
破水したら、一気にいきみがきたんだけど
取り上げるときには先生が立ち会うため
先生が分娩室へ来るまで待ってないといけないのです。
個人病院で先生ひとりしかいないから、診察を中断してきてくれるんだけど
なかなか来ない。
いきみはどんどん襲ってくるし。
いじわるか。いじわるなのか。おい。
って思うくらい待って(多分実際はそんなに長い時間じゃなかっただろうけど)
先生登場。
かなり無理な体勢をしてるので
踏ん張るにもどこにどう力を入れていいのかわからなかったんだけど
最後の力を振り絞って、なんとか無事出産できました。
すぐに赤ちゃんの泣き声が聞こえて安心したのと
今回は自力で産めたってことがすごくうれしかった。(ユメさんは吸引したので)
赤ちゃんは泣きすぎなのか、泣きながら咳き込んでて
後産の処理をしている先生や看護婦さんの失笑をかってたよ。

結局、お昼と言われていたのが2時半過ぎで
4時間半くらいかかってのお産でした。
ユメさんの時と比べれば、ものすごく安産?だけど。
陣痛ってあんなに痛かったかなあ。
ユメさん産んだ後はそれでも、もう嫌だ。とは思わなかったけど。
今回は、もう嫌かも。って、ちょっと思ってしまいました。

産んだ後は、あまり起き上がらないように。とのことでしたので
ご飯も食べさせてもらいました。
ユメさんも手伝ってくれたよ。
でも、まだママには近寄りがたいかんじがあったようです。
なんだか遠慮してた。
でも、赤ちゃんには興味があるようで、新生児室に見に行っては
「ユメちゃんの赤ちゃん。」を連呼してました。
正しくは「ユメちゃん家の赤ちゃん」ね。


とにかく突然の出産だったけど
すべて無事終了で一安心です。